画集の右にあるのはufotable限定購入特典「空の境界DVD歴代ジャケット原画集」です
中を見るとそれぞれの原画でセルにデジタルにCGと色々な処理の細かい指示がわかります。
これを見ると普段気にしていない所にも目が行きますね
それで改めてイラスト見直すと新たな発見があって面白いです。
まさにこの画集のための特典と言っても過言ではない。



まずは今までに出た円盤の各章ジャケットにキービジュアルを合わせて
大きな絵でじっくり見るのはこれが初めてになりますか。
今さら殺人考察（前）の教室にある机の物の入り具合が妙に細かいのが気になったｗ



アニメ、ゲーム、その他の雑誌に掲載されたイラストも大体は網羅。
記憶に新しい未来福音の版権イラストも多く収録されています。
最近の1番くじのポスターのものまでありますね。
一番古いもので2007年とか劇場化で盛り上がったあの頃からもうそんなになるんですね感慨深い。



アンソロなどで描き下ろされたイラストもあります。
アルバさんって結構こういうイラストに出番あるよね。
ネタ絵が多い、つまり愛されてる。




グッズに使われたイラストも収録されています。
カレンダーなどの描き下ろしは言うに及ばす。
トレーディングカードのイラストまでありました。
このカードなんですけ可愛いイラストもあれば変なイラストまであるんですよね。
矛盾螺旋の空き巣のおっさんが黄昏ている絵を当てた人の心境はどんなものだったのでしょうかｗ



ヴァイスシュバルツにリセのカードのイラストもありました。
リセはしばらくやってませんが荒耶ってまだ現役なんだろうか。





テレホンカードにラジオドラマCDのジャケット。
それに未来福音の物販で使われたものまで色々あります。




阿波踊り関係にマチアソビで使われたイラストもちゃんとあります。
こうして見ると本当に色々あるというかやっていたんだなという感じですね。
「空の境界」という作品の歴史の長さを感じさせる1冊でもあるわけです。



期待していたカフェのコースターもあって満足。
中でもお気に入りはこの3人が集合しているやつです。
荒耶はなんか微笑んでるし、アルバの扱いは和むし、初々し橙子さんはこの頃からスタイルいいし
見ていて色々と楽しい絵ですよね。
この3人が仲良くつるんでる平行世界なんてのも何処かにあるのだろうか。



須藤友徳さんのインタビューも掲載されていてす。
キャラデザの話から入ってキービジュアルのことを語って
最後にらっきょ製作の7年間で得たものと絆について教えてくれるのですが
特に興味深かったのはキービジュアルの語りですね。
二章はこのカメラを引いた構図で夕焼けの空気が大事というのと
五章はとにかく中心は巴だ、そしてそれを挟むのは式と荒耶だ
といった話には須藤友徳さんの並々ならぬこだわりを感じられて面白かったです。

あとシンプルなキャラデザの喩えにアルクェイドを例に出すあたりもさすがですね。
余分なディティールが無いのが逆に魅力あるキャラの造形に繋がっているんですよね。
もしかしたら須藤友徳さんというかufotableが月姫の絵を描く日が来たりもするのでしょうか。

イラストはほぼ全部収録と言いましたけど収録されていなのは何があるのかというと
一番は未来福音BDのufotable限定予約特典「集合ポスター」でしょう。
他の店舗購入特典のイラストはありましたが
あの素晴らしいイラストはufotableさんで購入した人だけのお楽しみというわけですね。
他には型月以外の他作品と一緒に映っているイラストですがこれはやはり仕方ないか。



とまあ最後に触れたような事もありますがそれを差し引いてもファンも満足すること請け合い。
武内崇さんのらっきょ全画集と一緒に持っておいても損はない画集でした。

パッケージは劇場版DVDが発売してた頃のものと同じですね。
恒例のパンフレットの縮小版もありますよー。
この仕様がもう懐かしく感じるあたりが時の流れを感じさせるのだ。
DVD版は全部BUYしたので一緒に並べるのも良いかもしれない。


特製ピンナップセット。


通常版のジャケットイラストがあるのが地味に嬉しい。


劇場で見て感動した作品をBDで改めてゆったりと見るのもまた格別です。
細かいところまではわかりませんが見てみたところ修正されているところありますね。
本当に丁寧に作品が作られている印象ですよ。ありがとうufotableさん。

特典のディスクはサントラが良かった。
ドラマCDも聞いて見ましたけど本当に終末録音そのままだ！という感想ですよ。
モノローグとかの一部をセリフにしているなど多少変更もあってこれすっごい聞きやすいですねー。
ちなみにターミネーター女、パシフィックリム女、クローバーフィールド女などのセリフもそのままですよｗ



オリジナル特製小冊子
個人的に今回の目玉だと思ってる「きのことたかしの一問一答」が掲載されています。
これはもう一言、素晴らしすぎるよ
ファンが気になるところとかだいたい答えてくれてる。
あと奈須きのこ先生と武内崇さんのやり取りがまた面白いんですよね。

そしてここだけで明らかになる設定の数々とキャラ達の未来。
一番興味深かったのはミツルの初めての友人にして車椅子の病人である水原真鮎のこと。
ミツルは幹也の紹介で彼と知り合って友人になったとか。

そして鮮花と未那の関係とか、礼園女子のみんなのその後とかも答えてくれてました。
鮮花と未那は大変仲良しで、ふじのんは結婚できて良かった。
式と幹也の結婚を知ったときの鮮花の反応も期待通りだったんですがｗ
その後は鮮花も藤乃も立派な大人になれたようでなによりですよ。

他にも色々とあるんですがどれもここだけの話にするのが勿体無いくらいですよコレ
あとはネタ的な回答で気になったのがひとつ、橙子さんが遊んでいたゲームボーイについてです。

＞奈須：魔法使いの朝。
＞武内：ポケット　プロイキッシャー

なにそれ遊んでみたい。
夜が終われば朝が来る。「魔法使いの夜」が完結すれば「魔法使いの朝」という陽はまた昇るかも？

とまあこれはもうファンなら買って読め！と言わざるを得ない。


空の境界はファンに愛されたからこそここまで出来た的なことを以前パンフで発言されていましたが
そのファンを魅了してやまない作品だったからこそ、何年も愛されたと言えるでしょう。
奈須きのこ先生と武内崇さんはいい10年だったと締めくくってくださいましたが
これから『未来』に向けての作品もまた良いものになるように管理人はこれからも応援する所存です。

さっそく開封してみるとまず封筒が出てきた。
しかも便箋の綴じ口に赤い鑞で封とか招待状とかなにかですかと思ったら。



入っていたのはメッセージカードに手袋だった
これを使いなさいということか。
ここまで気を使ってくれるかーという感じですねｗ

武内崇さんのメッセージカードではお買い上げありがとう的な挨拶が書かれていました。
あと未来福音のBDのパッケージ表紙にもなっているイラストも添えられていて
一部で物議を醸したこの絵の彩色なんですが縞うどんさんだとハッキリ書かれていましたよ。


画集はなんというか色々と重い。
その重量の半分はこの左のクリスタルケースのせいですね。
扱いを一つ間違えたら傷が付きそうでとてもこわい。
管理人はこういうの扱う時の心得とかまったくない素人なので余計にそう思いますね。
とりあえず一般人の方と同じように手袋してホコリはノンフロンのエアスプレーで散らず程度がせいぜいです。




武内崇さんのサイン！
管理人も長くファンやってますが直筆サインをこの手にするのは初めてです。
次は色紙関係をこの手にできたらなと思ってます。


前に購入した通常版の画集と比較。
サイズは一緒でしたが厚みはこれまた倍くらい違いました。
詳しくなくてもいい紙つかっているんだなーというのがよくわかります。


内容については通常版の画集と全く一緒のようなので割愛。
あえて違うと言うなら巻末にある表記くらいでしょうかｗ

絵の美麗さも違うのでしょうが普通の人は通常の方で満足だと思われます。
これは通常の画集の方からしてクオリティが高いってことですね。
そしてこの画集はそれを上回るなんというかヤバイ一品です

というわけで画集は届きましたが軽く見てまたすぐにしまいました。
あまりの高級感ともったいなさにとても抜き身で置いておくのが憚られんですよねｗ
文字通り愛蔵して常の日は通常版を読むことにします。
というわけでまだ画集を手に入れてない人も
他の愛蔵版をゲットした方々も、通常画集を買ってみてはいかがかな？

【関連】
『空の境界 全画集+未来福音 extra chorus』感想　武内崇さんによる初画集！

＞「15年間の画業のすべてを“高精細印刷×フルカラー”で収録した武内崇初画集」

印刷について詳しいことは存じませんが線数230線（通常の1.7倍）というのが凄いというのは理解した。
気になって型月の10周年記念本に収録されていた同じイラストと見比べて見ると素人目にも違いがわかります。
イラストの年代コーナーにそれぞれコメントもあって
武内崇さんと同じように時の流れと空の境界という作品の変遷を感じることができますね。




Web連載時から現在まで武内崇さんの空の境界に関わるイラストの全てがあるといっても過言ではありません。
一部を除いて作品のキャラと一緒に描かれているイラストからもちゃんと式だけを抜き出して掲載しています。
このあたりの拘りはこの画集のコンセプト的に納得のいく話ですね。
ただ個人的にSDキャラなどの一部のイラストが無かったのが残念といえば残念ですね。
ニュータイプの冊子で凛やアルファルドと並んでいた橙子さんとか好きだったのにうごご。




イラストは初出一覧もあって出典がわかりやすい親切設計。
話題にもなった森林保護ポスターもキッチリ収録されていますよ。
終末録音の表紙から未来福音パンフレットの描き下ろしから新しいものも完備。
気になるイラストも美麗な画で堪能できました。



いままで同人板の未来福音でしか読めなかった漫画も掲載されています。
実は同人板はハードカバーでちょっと読みにくいと思っていたのでこの収録は嬉しいですね。
何より多くの空の境界ファンがこれで気軽に読めるというのが何より良いことだと思う。

この画集限定の描き下ろしは表紙も含めて3点でした。
ただ個人的に一番の衝撃を受けたのは3点の描き下ろしよりも公開された未発表イラスト。


幹也と式の祝言の画ですよ
白無垢姿で夫婦の契りを結ぶ式と隻眼で寄り添う幹也の姿に感無量です。
この祝いの場に鮮花が居たのかどうかが気になるところですねw



武内崇さんと奈須きのこ氏のインタビューと、武内崇×こやまひろかずさんの対談も収録。
あまり知られてないまほよの小説の後に出来上がった『氷の花』についても触れてまして

＞奈須「『氷の花』はTRPGと『ベルセルク』を混ぜたような世界を純文学的に仕上げたものでした。」

話を聞くとこれも読んでみたい欲求がふつふつと…

あと気になったのは空の境界の10年後の未来について語っているところ

＞―それこそ主人公とヒロインの間にできた子どもが描かれるということ自体、
＞TYPE-MOON作品では初めてですよね？

＞奈須「設定的には山ほどあるんですけど、話として書いたのは初めてですね」

その公開されてない設定が見たい・・・とっても見たい。

奈須きのこ先生と武内崇さん自身のことについても触れられてました。
インタビューの人が「お互いの存在がどのような意味をもっているのか」と聞いていたり
お二人が、かつての夕焼けの風景で交わした台詞を思い起こして照れてたり
なんだか意味深に感じてしまうけど変な意味じゃない、ないったらない。

奈須「まあ十五年もコンビで続いてきたってことがすべての答えですよ（笑）」
武内「今も一緒に創作をしていられることは凄い幸運だと感じています。」

これからもTYPE-MOONの未来と生み出す作品に期待しております。


同人から始まり商業小説と劇場版でファンを唸らせた『空の境界』の画集を堪能させていただきました。
値段に合ったものかどうかは人によって違うでしょうが管理人は満足です。
あくまでも武内崇さんの画集ということを鑑みて、そのイラストが好きなファンの方は満足できること請け合い。
型月ファンにとって垂涎ものなのは間違いない1冊でしょう。

引用元
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1380903661/

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欲を言うとクリアファイルの未那の画像は既存でも良いので新しいものにして欲しかった。
まあこの式さんの色っぽさに免じて良しとしようじゃないですか。
それにしても肌色が少ないというのにこの艶やかさはなんなんだと。



コンプティーク2013年11月号には未来福音の特集が8Pほど組まれています。
意外と話題になっていませんが、その中の4Pは奈須きのこ先生インタビューとなっています。
内容も面白いしちょっといい話してくれてるなと。



終末録音の発端やら裏話なんかは特に面白かったですね。
本当は特典用の小説など蛇足だからお断りしたらしいのですが

＞武内「なるほど、確かに正論だ。しかしお前の気持ちはどうでもいい。らっきょの新作を読みたがっている読者がいる。
＞たとえば、今おまえの目の前にいるこの俺だ」

と、シュワルツネッガーみたいな顔で言われたらしいですw
まさに武内崇さんの鶴の一声。
まあ未来福音の制作エピソードで武内さんが自分の漫画も映像化するの恥ずかしいからやめてと心底嫌がった時に

＞奈須「ファンの期待に応えるためにも『extra chorus』の企画にOK出さないとダメだよねぇ？」

なんて言葉のナイフを刺されているんですけどねw
というわけで、いちファンとして月姫リメイクやらまほよの続きやらを読みたいですTYPE-MOONさん。

他には終末録音は一般書籍として販売しては意味がない
テーマは「今度こそ映像化できない話をつくる！」
などなど、特典としての展開以外は考えていないような感じでした。

＞奈須「終末録音は映像化不可能な内容にしました。むしろ、やれるものならやってみな！という感じですね（笑）」

というわけでフラグとかでなければ映像化もなさそうなので
空の境界ファンの皆さんは終末録音を是非ともお見逃しなく。

http://www.typemoon.org/bbb/diary/
















































































































引用元
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1380310459/
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1380382511/

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面白かった

完全なギャグではなくFDのノリでしたね。
不条理な展開をネタも散りばめて突き進み、終盤はシリアスも交えて物語の終結にはいつものきのこ節。
こういうのサラサラっと（しかもつい最近）書いてしまえるあたり本当に凄いお人だ。
うん、「パシフィック・リム」は面白かった。

実は完全なギャグを予想していただけに読み始めの最初は肩透かし食らったりしましたw
でも読み直してみると冒頭だけでも面白かったりとか、もうギミックなんかも面白い1冊。
読み終えてみると終末録音は文学的であるというお話。
オチが綺麗だったのも好印象ですね。
あと時々、誰がどのセリフ喋ってるのか一瞬わからなかったり
意味ありげな発言をちょっと深く考えて読む手が止まりもしましたがそれも喜悦のひとつよ。

それにしても前情報で武内崇さんの発言にあったきのこ先生がスポットを当てたキャラが黄路先輩だったとはw
終末録音の感想は「よくてよ」の一言で伝わると言っても過言ではない。

Q：空の境界の終末録音って面白かった？
A：「ええ、よくてよ」「はい、よくてよ」

戦闘描写なんかも割と興味深いと思いました。
というか、礼園女子はアグレッシブかつ脳筋というイメージが管理人の中で定着しつつあるのだが
だいたいこの小説で活躍した4人組のせい。

それにしても他の型月作品のネタも多かったですね。
「アーサー王がエクスカリバー持ってるレベル」って単語を目にするとは思いませなんだ。
何故か知らないけど今年の型月エイプリルの「路地裏さつき」が頭をよぎったりもした。
そういえばカナタのネタもあったけど今年のエイプリルといい、急に露出が増えた気がする。
読み直してみると「夏巳館」とかも使われているじゃないかと気づくw
これはDDDの続きが近いという予兆に違いない（妄言）

そして最後のあとがきを読んでこの作品も本当に完結したんだなあと、色々な余韻と一緒に思ったり。
作中の言葉を借りるならこれもまた一つのワールドエンド。
でもまだまだ空の境界は楽しめるのだという可能性をも示してくれたと思っています。
また機会があれば空の境界プロジェクトを始動して欲しいですね。

とまあ中々に感想が書きづらいのですが、終末録音は間違いなく楽しませていただきました。
ファンの方には未来福音の映画を楽しんで、そしてこの本を手にして欲しいですね。

引用元
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1380075503/
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1380310459/
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1218288614/

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管理人も初日に未来福音を見て来ましたが
とりあえず素晴らしかったと言わざるを得ない。
パンフと終末録音も無事ゲットできました。


映像化は文句ない出来でしたね。
特にみんなの気になってたであろう確定した未来を式が殺すシーン
あそこはどう映像にするのかと思ってましたが、納得のいく見たかったものを見れて満足です。
そのシーンに至るまでの過程も良かったですね。
橋の爆発からのいきなりクライマックスに向かう雰囲気と決着までのスピード感は実に良かった。

あと未来視の有り無しを描写した？小道具の缶コーヒーが妙に印象に残った。
相変わらずコンビニで買えるような飲食物に目が行く作品ですこと！

なんだかんだで劇場化で一番印象アップされているのはミツルさんなのではと思う。
優遇されている未那ちゃんとのセットで相乗効果もヤバイ。
あのビジュアルに加えて石田彰さんの演技によって管理人の中の好感度もグーンと上がった！（ポケモン風）
有り体に言ってチンピラで小物な口調のミツルさんカッコイイ。
ポケモン風といえば橙子さんのゲームボーイは不意打ちだったw
青子っぽい妹キャラにわざわざ意地悪する橙子さん萌え。というか今回の橙子さんの画ってなんか可愛かった。

未那ちゃんは仕草の一つ一つがあざとかった。
静音もそりゃもう可愛いのですが、未那の動きからスタッフに気合の入れようが伝わってくるのデス。
女の子は静音や未那ちゃんが天使で可愛いってのもありますけど
最後にはやっぱり式が可愛かったっていう結論にたどり着くんですよね。
黒猫と一緒に幹也を待つ式やら新年にデレる式とか、映像化のちからは偉大なり
もう見ているだけでニヤニヤした。

映像化の力といえば藤乃も忘れられない。
文字通り死んだ目に加えてあの表情ですよ。
なんかある種の禍々しさが付与されていて怖かったんですが。でもふじのんかわいい。
そして元になった漫画の時より色々と濃く描写していて罪を自覚しているというのが伝わりやすい印象。
漫画の達観というか悟っている感じも好きですがこういう好ましい差異もまた映像化の面白いところです。

観布子の母も声を担当したくじらさんの演技がまた良かった。初めてあのキャラが喋った時の存在感と言ったらない。
おかげで他のキャラと観布子の母の会話するシーンは妙に耳に残っています。
この作品は基本的に会話が多いのですが
それを目と耳でこうも魅せてくれるのは映像だけでなく声優さんの演技のおかげでもありますね。
今回の未来福音の劇場化に関わった全ての人にありがとうと言いたい。

とまあ映像も素晴らしいですが原作小説をまだ読んでいない人にはオススメしたい。
キャラの心情もそうですが、ナオミちゃんの事情とかも語られてたりしますよ。
ところで脱色した髪を元に戻したナオミちゃんが一瞬まほ箱の黛まゆ子に見えたのだ。

そしてスタッフロールの後のシーン
どうしようもなく真っ暗な道を無邪気に楽しそうに進む織にやられた・・・。

さて、パンフでニヤニヤした後にこれから特典小説の終末録音をじっくり読もう。

カーニバルファンタズムの記事もありました。
コンプエースの路地裏同盟に続いて今度はセイバーと秋葉のブルマです。
ナイスブルマ！ですね♪
そして今回も岸誠二監督インタビューががっつり掲載されてます。
製作に関するお話から武内さんの車でおすすめのステーキを食べに行ったなど色々なエピソードがあって面白かった。



TYPE-MOON10周年記念企画第2弾！
第1弾の月姫に続いて今度は『劇場版 空の境界』×ufotable近藤光 です。
この式もたぶん描き下ろしかな？



近藤光さんのインタビューもがっつり掲載されてます。

＞あとから聞いた話ですけど、その初顔合わせのとき、武内さんは僕とufotableを見定めていたらしいですね（笑）。

空の境界はもともと映像化するつもりが無かった作品というのもありますが、
やはり映像化に関しては慎重になっていたんでしょうか。
結果的にはこのチームは素晴らしい作品を作ってくれて本当に良かったと思いますね。
社内にTYPE-MOONが好きな人が沢山居るという話も嬉しかったり。
ufotableさんが製作してくれるFate/Zeroとその次のガールズワークも当然期待。

TYPE-MOONと組んだ時のことや終章から続く次なる挑戦のお話などとても興味深かったです。