手のひらサイズにされた白野は予想以上にひどい目にあっていた。
骨はミシミシ音を立て、親指で押された首はゴキゴキと嫌な音を立てる。
昔からこうやって手のひらで小さくなった人間を弄ぶ悪役は存在するけど未だに慣れぬ。
管理人はなんだか幽遊白書のランドウを思い出しましたよ。



でもBBは白野を殺すつもりはないようだ。
というのも物語の都合とか、打ち切りになるとかメタっぽい発言を混ぜて語ってはいましたが
要は諸事情で殺したくても殺せないらしい。

しかしだからといって白野の虫けら扱いは変わらない。
今度は殺虫剤を撒き散らしてのたうち回る様を見て楽しむBB。
このBBも白野のこと少なからず想ってると考えてたけどなんだか自信が無くなってきたぞ！



白野もやられっぱなしというわけではなく、逃げようと足掻くのですが
虫空間の周囲は虚数空間の狭間なので脱出不可能。
サーヴァントも居ないし白野の持てる力だけではどうしようもない状況。



このBBはとにかくSっ気満々ですね。
逃げだそうとした白野を今度はスリッパ叩きの刑ですよ。
状況が絶望的すぎて丸見えとなったBBのスカートの中身すら見る余裕もない。
白野は気を失いながらBBの自分に対する確かな憎しみを感じ取っていた。


というわけで心身共に疲弊した白野くんですがまだ彼なら頑張れるきっと。
とはいえ逃げ道もないし、BBを倒すなんてのも現状じゃ無理でしょうね。
これは本当に誰かに助けてもらうしかなさそうだが、いったい誰が来てくれるのかな。
もう一人のBBちゃんが助けてくれると予想しておこう。